チラシのターゲットを決めること

デザインというのは、不特定多数の人にメッセージを送るものです。デザイナーは見えない相手を想定して、内容を決めていくことになります。とはいえ、相手を具体的に想定したほうがメッセージを送りやすいともいえます。これは手紙と同じで相手が分かっているからこそ、相手に合った内容の手紙を送ることができるのです。ターゲットを想定するために、相手の性別や年令、住んでいる場所といったことからどのような人なのか決めていきます。もちろん、この「人」というのは、一人ではありません。当然複数であり、集団です。この集団がどのようなタイプでどのような傾向を持っているのかを調べる必要があります。

調べ方というのは、いろいろあります。チラシを作るのが商店ならば、配布先は地元が中心です。地元であればその地域の特性を把握しやすいといえます。なにより把握をしないでやってはいけません。日常の営業活動の中で、役立つ情報の収集というのは怠ってはいけません。では、その地域のことを何も知らないメーカーとなるとどうなるでしょうか。こういった場合は、各自治体が出しているエリア情報を確認したり、実際にその場所を歩いてみるといろんなことが把握できたりします。

年齢層の高い住宅地で、塾のチラシを配っても効果は出ないといえます。調査をあまりしないで出店して、結局、早々に退店してしまうという例は多いのです。他の場所で成功したからといって、どのよな場所でも成功するとは限らないのです。魚がいない川に糸を垂らしても魚はかかりません。魚が群れている場所を探すのが、マーケティングリサーチというものです。公表されている資料やデータを利用すると経費もかかりません。

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