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チラシによる販促方法・集客方法
チラシによる広告には、新聞折込による生徒募集や商品のPR,キャンペーン告知など色々あります。またポスティングも有効な手段の一つです。新聞折込とポスティングの違いは下記参照ください。その他に、例えば駅ポスターとそれにBOXをつけてチラシを入れてチラシを持って行ってもらう方法やチラシをそのまま店舗やターゲット層の目に留まるところに交渉しておいてもらう方法も考えられます。また、歩いている人に直接チラシ配布する街頭配布の方法もあります。どういう戦略でいくか詳しい打ち合わせを重ねて決めていきましょう。
新聞折込のメリット
新聞折込の特徴
- ターゲットに合わせて各新聞社の新聞銘柄、配布エリアを選定できる
- 媒体(新聞)に対する信頼があるので広告チラシも読まれる
- 種類・発行部数が多く、地域・階層をカバーできる
- 一日で何十万部と多くのチラシを配布でき、即効性にすぐれている
- 購買者の多くが長期的に安定している
- ポスティング配布不可住居・配布不可エリアに特に折込が可能でメリットがある
ポスティングのメリット
ポスティングの特徴
- 新聞を購読していない層(特に一人暮らしの方等)などへ訴求できる
- 住居を指定して配布することができる
- ポストからチラシを出す時に、一度は手にするので見てもらえる
- 新聞折込で訴求できないターゲットへの追客手段として、併用して配布することで反響アップ
- 新聞折込は販売店ごとのエリアのブロック指定だが、ポスティングは町丁目単位で指定ができる
- 沿線沿い配布など細かいセグメントもできる
ポスティング配布方法の種類
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フリーのお任せ配布
例えば、市町村名や建物を指定せずにお任せで配布するポスティング方法。「お教室の生徒募集チラシを教室の所在地から2キロ圏内に数万部配布したい」「市内全域に訴求したい」「配布期間は気にせずなるべく安く1枚でも多く大量に撒きたい」などのご要望がある方にオススメのポスティングです。通常配布期間を長くとれば単価を安くできます。
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住居を指定して配布
戸建のみ、集合住宅(マンション等)などを指定して配布する方法です。 訴求したいターゲット層を選んで配布するのでリーチ率が向上します。例えば、一戸建て向けリフォームのチラシの場合、戸建てのみに配布することができるので効果的です。新聞折込は、このようなセグメントができません。
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市町村名を指定して配布
市内などの町名を指定して配布する方法です。セグメントをしますので単価設定が高くなりますがよりターゲットを狙いやすくなります。「店舗周辺を配布したい」「路線沿いだけを配布したい」「駅周辺に配布したい」など店舗型向きの配布方法です。オープンした飲食店などの告知に向いています。
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単独配布
単独(他社のチラシと同時に配布しない)で配布します。配布単価は高くはなりますがその分1社限定なのでコンバージョンアップが期待でき、他社に紛れることはありません。
エリアマーケティング
エリアマーケティングでは、 エリアごとの特徴を詳しく分析していきます。ただ単に配布するだけではなく国勢調査や年収別世帯数推計をベースにした人口・世帯統計レポートでエリアの属性・特性に沿ってご提案できます。ただなんとかくこの地域、ではなく数字に基づいた根拠からポスティングを行うことにより無駄なく費用対効果の向上を図れます。
街頭配布
チラシ広告の方法として、駅前チラシ配布・ティッシュ配布・サンプル配布等、ターゲットとなる通行人に対して街頭配布する方法もあります。店舗OPEN告知やイベント告知・販促チラシを、配布する場所や時間帯によってセグメントでき、さらにはターゲットに直接目視にて手渡しができるので、高い反響効果が期待できます。
街頭配布料金について
【チラシデザインの豆知識】色やデザインが与えるイメージ
暗い色や純色トーンというのは、頼りがいがあって、力強いイメージとなります。そして青と赤のように強い対比色相の組み合わせというのは、実用本位の誠実な安心感が表せるといえます。一方で色相の幅をもたせるように、さまざまな色相を組み合わせると自由なイメージがあります。ですがただ色数を増やしただけでは散らかった印象になってしまうことも。デザインのルールに乗っ取って配置するのが理想です。レイアウトの様式はグリッドをベースにしましょう。文字組みや写真の位置をグリッドにそって整然と並べるというのはムダのない実用的なところが表れてきます。安心を表現するにはレイアウトのベースを整然とさせるのが定番です。グリッドを守り綺麗に配置しているデザインも多く見られます。
他にも例えばコンタクトレンズのチラシなら、若い人の笑顔は若者の視線をとらえます。ひと目見ただけで、そのチラシが若者向けの情報であることがわかります。若いモデルの自然で健康的な笑顔というのが、その商品をカジュアルなものとして認識させるのです。塾のチラシならば、生徒役の人物が笑顔で話しているシーンを載せることで、見た人は対話に参加しているような気持ちになります。対話形式を通して開放感が伝わります。安心できる気持ちになる場合もあるでしょう。青を基調に暗色の赤をアクセントとして効かせた配色にすると誠実さが強調できます。笑顔とユニホームで安心と信頼感がでてきます。笑顔というのは歓迎する気持ちを表します。またユニホームは仕事を大切にしているイメージがあることから、爽やかな笑顔とユニホームを組み合わせることで、安心と信頼が自然に表現できます。保険のチラシなら、清潔感がある人物が笑顔で語りかけていると安心につながります。データが中心になりがちなチラシデザインに優しい笑顔をプラスするのは不可欠なのです。
【チラシデザインの豆知識】チラシの配布計画を考えてみよう
個人消費者を対象にした折込チラシで考えるなら、月曜日が狙い目といえます。火曜日というのは、水曜日からの特集に向けてのデパートの企画のチラシなどが多く入ってくる傾向にあります。デパートというのはスーパーよりも高額な商品が多いので、そのお金を準備してもらうということも考えてのタイミングになっているようです。やはりメインターゲットである主婦層向けの検討資料としてのチラシになります。子供の受験に向けてのものや、保険のチラシ、通販や宅配のチラシが多いのも火曜日です。布団、ノリ、梅干し、漢方といった店舗で見つかりにくい食品、ダイエットドリンク、サプリメント、通販の化粧品といった女性向けのものも、主婦をターゲットにしたチラシだといえます。スーパーのチラシが大量にはいるのも火曜日です。そして同じスーパーのチラシが1週間に2回から3回入っています。
地域や時期にもよりますが、月曜日に入るチラシは限定セールなどで集客を図ることが有効な場合が多いです。紙が薄くて、サイズも小さめなもの、一色刷りや制作に費用がかからないものが良く見られます。火曜日から木曜日あたりは、二度目のチラシを入れるところが多いです。紙のほうはやや厚め、サイズはB3またはB2、色はフルカラーと高級感のある豪華なものも少なくありません。このようなチラシは雑誌を見るような感覚で楽しんでもらうこと等を目的に作られています。主婦の中にはこうしたチラシを楽しみにしている人もいます。同じ消費者でも、曜日による生活の違いに合わせて、紙の厚みやサイズ、色の数といったところを変化をつけるだけで、まったく違うアプローチができるといえます。同じスーパーでも、月曜日の特売のチラシと木曜日のチラシでは高級感という点で違いをつける場合もあります。また、日曜日などは着物の着付け教室や乗馬クラブといった大人のための趣味のチラシも多くなる傾向にあります。