チラシのコンセプトを作っていく

チラシというのは、狙いが必要です。テーマとターゲットが決まると、必要な資料を集めます。お店に来店してくれる人へのアンケートやエリア情報だったりします。こういった資料から、デザインの方向性、考え方、基本的な方針を決めることになります。これをコンセプトといいます。このコンセプトによって、デザイナー、コピーライター、イラストレーター、カメラマンは同じ認識を持つことになります。テーマに沿った資料というのは、それに関する文献や過去の類似作品、ターゲットのデータなどです。現在では、インターネットによって資料が集めやすくなっています。また、資料を集める場合は、集めすぎないというのも重要となってきます。研究論文を書くわけではないので、専門的な資料は不必要なのです。また、調べていくうちに、どんどん枝葉に分かれていってしまうので、範囲が際限なく広がっていきます。これは制作時間が限られた中では、とても危険なことなのです。資料は、アイディアを出すためのものです。創造性に刺激を与えるという枠割があります。資料収集と分析で20%、発想と制作が80%と考えていいそうです。資料に頼りすぎると説明的になってしまいます。説明的なチラシというのは、押し付けがましいものとなりがちです。コンセプトは発想と制作を支えます。これがチラシの成功と失敗の鍵を握っていると言えます。コンセプトには、既成概念を破るような意味が求められる場合もありますが、必ずしも既成概念を破る必要もないのです。そういった既成概念を利用する場合もあります。コンセプトというのは、チラシデザインではデザインに限定されます。具体的なイメージが湧きやすい言葉がよいようです。

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