テキストのみのチラシデザインの場合、メインコピーは冒頭に配置することが多いようです。最初に要点を強く印象づけることができるからです。ただ、あとに続くテキストのインパクトが弱くなってしまいます。記憶に残りにくいともいわれています。
テキスト全体をメッセージとしてきちんと伝えるためにデザインを考えなければなりません。メインのコピーをあえて最下部に配するというのも方法です。こうすることで、導入テキストのインパクトを保つことができますし、全体をしっかりと読んでもらうという効果も狙えます。
流れ的にもそのまま裏も読んでもらえるという効果もあります。吹き出しメッセージというのも共感を出すことができます。たとえば、食のマネジメントというあまり馴染みのないサービスに関してのチラシをデザインするならば、読み手の関心を集めたり、子どもや保護者といった幅広い層にもわかりやすくサービスの概要などを伝える必要が出てきます。共感を呼ぶための内容を挟み込むために、吹き出しのマークといった装飾を効果的に使います。
吹き出しのメッセージというのは、余分な説明を省くこともできますし、シンプルな構成にすることもできます。また、その形や色を工夫して、親近感や共感を生みやすいようにすることができます。図案化することも理解をしてもらうために有効です。営業用のチラシとなると、要点をなるべくシンプルにまとめて営業の補助ツールとなるように設計するようにしましょう。
全体的に要素を整理して少なくして、テキストは可能な限り排除します。読みやすく見やすい構成を心がけるようにしましょう。サービスの概要は図案化して内容を視覚化してわかりやすく。
