チラシ作りの工夫

たとえ購入にまで至らなかったとしても、店舗に足を運んでくれたり、ホームページを覗いてくれた人は、その商品やサービスに関心を持っている人と言えます。これらの人々は言ってみれば〝お客様予備軍〟となります。

それに対して、自宅のポストに投げ込まれただけのチラシを眺めている人は、商品やサービスに対して、何の目的意識も、興味も持ってはいません。そんな人々に「どう興味を持ってもらうか」がチラシの目的となります。チラッとでも見てもらえれば、そこにビジネスチャンスの芽が生まれますが、ほとんどのチラシは素通りされ、ゴミ箱行きになっているのが実情です。

これは実にもったいない話です。チラシは、もちろん利益につなげるツールですが、小規模店の場合は、〝売る〟ではなくて自社の商品やサービスを知らない人に〝興味を持ってもらう〟きっかけを作るためのツールだと考えましょう。つまりは新聞の見出しと同じなのです。見出しを興味を引き、小さな文字が並ぶ本文を読んでもらう。そのためには、インパクトがあってアイキャッチになる〝何か〟を盛り込む必要があります。

ドイツの心理学者が導き出した、人が時間の経過によって、記憶した内容をどの程度忘れていくかを調べた実験によると、20分後には覚えた内容の42%、1時間後には56%と半分以上のことを忘れてしまうという結果が明らかになっています。運良くゴミ箱に捨てられなかったとしても、「後でいいや」となってしまうと、そのチラシが日の目を見ることは二度とないと思っていいでしょう。手にしたその場で興味を持ってもらえるような、インパクトのあるチラシ作りの工夫をしなければなりません。

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