マンションや住宅というのは立地が売りになります。マンションや住宅には使用価値と資産価値があります。周辺環境などで得られる住み心地の良さと、便利さなどの使用価値、そしていざというときに換金できる資産価値というものがあります。
資産としての立地を強調することで、実質本意な堅実なイメージが生まれます。俯瞰的な航空写真で見るようにします。航空写真で所在地を客観的に証明することが大切です。イメージに流されない、実質的で堅実なものを表現していかなければなりません。
一方で、その土地にスポットライトをあててドラマチックに表すことようにして、クールで客観的になりすぎるのを補いながら、参加している感じをだしていきます。一家の主はお父さんであることがポイントです。情緒性や趣味性を強調する写真はさけるべきです。
マンションや住宅の場合は、土地の価値を強調しましょう。このタイプの表現というのは、一家の主としての資産をあずかるお父さんの共感を集めます。将来に向けて安定した実質的イメージを表すことで、一家の主を安心させることができます。
航空写真を使って資産価値を客観的に表していきましょう。土地を上空から見下ろしてみると理性的な客観性が現れます。航空写真や緻密な地図を用いるようにしましょう。資産価値が客観的に証明されたようなイメージとなります。
反対に、土地や建物に接近し、見上げる角度の写真だと、主観的で情緒的に見えるようになります。建物のアップ写真で力強さを補います。航空写真だけでは理性的すぎてしまいます。その土地に住むという実感が弱くなります。建物をアップで撮った写真で現実感を出しましょう。理知と感情の両面で説得しましょう。
