安全で安心を表現しないといけないのが宅配食材のチラシです。やはり、安心表現が宅配のチラシの基本になります。実店舗ならば、直接、実物をみることができますが、宅配ではチェックできません。信頼感が大きな決め手になるので、そこを十分にカバーする表現をしなければいけないということです。
穏やかな配色とゆとりのあるレイアウトがポイントになります。安心と安全の表現には緑を使った穏やかなトーンで表すことができます。激しい表現は控えたほうがいいでしょう。紙面には余白を残してゆとりを表すことも大切です。写真点数は多くしたり、文字を詰め込みすぎてしまうと、量販店のような感じになります。活気がでるものの、安心、安全というイメージは出にくくなります。
価格表示もスーパーのように大きくして商品に重ね合わせるようにしてしまうと、即物的になります。ゆとりも消えてしまいます。食材をストレートに写真で見せましょう。食材の写真も、食材に泥や葉っぱがついた自然さをアピールするようにしましょう。
生産地が暗示されているというのがポイントです。ドロは産地の実証となります。宅配では確かめられない大切な品質保証になり、視覚的なツールといえます。さらに、食材を大きく堂々と見せることで安心感が生まれることになります。イメージ写真で、安心、安全を訴えます。畑を連想させる光景や家族の写真で安心感を補強していきます。
農家や農地の一部を載せたり、鶏などの家畜のイメージ写真などは生産者を身近に感じてもらえるツールでもあります。実店舗だと文字で産地を表示するだけですが、こういった写真は消費者を安心させることができます。宅配チラシは写真を使っていきましょう。
