自由でのびのびしたチラシデザインにするには、グリッドやシンメトリー型に縛られないものにします。のびのびしたというのは、開放感であり、カジュアルなテイストも含めて表現の幅が広いものです。グリッドやシンメトリー型にとらわれてしまうと、自由さは表現できません。情報量を多くするのも元気な自由さが表現できます。
絵柄を大きくして、鮮やかな色面を強調すると元気が溢れ出てくるような自由さがイメージされます。余白を多くして、文字や図を小さめにすると自由で優しい感じができます。上品なイメージや癒やしイメージをでてきます。配色は明るいトーンを使いましょう。
明色や純色で、こだわりや裏表のないイメージを表してくれます。一方で、渋いトーンや暗色というのは、こだわり感や厳しさを表すことができます。同系色を近づけると、趣味性が強まってきます。落書きを連想させるような、手描きの文字ものびのびした温かなイメージがでてきます。手描き文字やイラストというのは好きなように気ままなことを連想させます。気軽な自由さを表してくれます。駅ビルのチラシデザインでは、手描きののびのびしたものが好まれます。
何物にも拘束されないのびのびした自由さと、自分らしい空間を表すことも大切です。小冊子のようなものなら、表紙をめくったら自由な配置のページが現れるようにしましょう。子ども向けの教材のチラシデザインでは明るいトーンの配色が素直さを表します。
自由なイメージを表す配色は明るいトーンでやるといいでしょう。かげりのない素直なのびやかなイメージはとても大切です。暗いトーンや渋いトーンは厳しさやこだわりを表します。また、鮮やかな色面と大きな文字で元気をアピールします。