アートディレクターとプレゼンとは

アートディレクターというのは、コンセプトをビジュアルにする人のことをいいます。デザインというのは、一般的にはグループワークとなります。その作業をまとめる人間が必要となってきます。特に、ビジュアルに関する責任者として機能しているのが、アートディレクターです。ディレクターというのは監督のことですが、アメリカで早くから職能として発達したそうです。アートディレクターを直訳したら、美術監督ではありますが、日本では広告における表現作業の統括者という意味あ強くなります。アートディレクターというのは、美的なものの見方ができることが大切です。しかも社会的な情報を広く持っていることも必要となってきます。人からの信頼を得るような人材がふさわしいといえます。デザインの世界では、クライアントに対する企画の説明がいつも行われています。プレゼンテーションというものですが、日本ではこれを省略してプレゼンということが多いようです。このプレゼンテーションによって打ち出した計画が、クライアントより承認されて初めて本制作に入ります。プレゼンテーションには説得力のあるプレゼンのテクニックが必要とされてきます。口調もそうですし、プレゼンのツール、プレゼンの環境のデザインなどがあります。プレゼンの精神というのは、あくまでも誠意があってこそです。口がうまいとか、こけおどしのラフというものは、あまり感心しません。しかし、現実には内容よりも、見かけで選ばれることもあります。レベルの高いプレゼンが実施されてもクライアントがそのプレゼンを読みきれないという問題もあります。プレゼンはデザイナーの育成だけではなくクライアント側の育成も必要と言われます。

 

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