よりそい型のチラシを目指そう

チラシには、セールス型とよりそい型の2種類があります。それぞれにセールス型のチラシには、「安さをアピールする」「技術、機能、効果をアピールする」「サービスの良さをアピールする」という特徴が、よりそい型のチラシには「悩みが解決した、便利になったなどの利用者の体験をアピールする」「製品やサービスそのものの価値ではなく、利用経験を通じて得られる付加価値をアピールする」「満足感など、心理的・感覚的な価値をアピールする」という特徴があります。

セールス型がストレートに商品やサービスの売り込みを図っているのに対して、よりそい型のチラシでは商品やサービスが象徴しているライフスタイルや価値観を伝えています。よりそい型のチラシは言わば「売らないチラシ」ですが、現代の顧客作りにはこのよりそい型の方が有効です。

実は、ひたすら「買ってください」と訴えるセールス型のチラシには、お客様に〝断る口実〟を与えやすいというデメリットがあるのです。「売りたい・買わせたい」が先に立ってしまう押し付けがましい内容のチラシは、お客様を遠ざけてしまう原因となります。

むしろ、相手から来てくれるようなチラシ作りを目指しましょう。そのためには、お客様それぞれに「自分のための商品だ」「必要性を感じる」といった感覚を抱かせることが大切になってきます。

ライフスタイルや好みが多様化した現代では、すべてのお客様を満足させようとすると、かえって誰も満足しない中途半端な商品やサービスになってしまいます。

お客様のかゆいところにまで手が届く印象を与えるような、一人ひとりに焦点を当てた個別的なサービスを行う「個客満足度」が求められているのです。

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