販売価格帯について

想像してみると当然といえば当然ですが、狙うターゲットや販促手法については販売価格のグレードによって変わってきます。

例えばマンション販売における高価格帯物件と低価格帯物件での違いを見てみましょう。価格8000万円以上の高価格帯のハイグレード物件については、経営者・資産家・大手企業の幹部サラリーマンなどの高所得者がターゲット。方や価格3000万円程度の底価格帯のエコノミーグレード物件については、年収500万円以下の所得カップルなどがターゲットとなります。

前者に対しては、チラシにおいて紙は上質、色については落ち着いた寒色系のものを使うと良いでしょう。また取り扱う媒体についても一般紙でないものを選びます。後者については今後も子供が生まれたり教育費もかかるため、節約を念頭においた生活をしてると予想されます。この場合、値ごろ感を重視して色味は暖色系のものを散りばめた作りにすると良いです。

媒体選択も一般紙に重点をおくことになります。ただしあまり値ごろ感重視で作成してしまうと、安かろう悪かろうのイメージがついてしまう可能性があるので、「展示品特価」や「じゃんけん割引」など安い理由を明確化することも大切です。

両者におけるポイントは3つです。

それは紙質と文字と色味です。高価格帯のものは文字については明朝体を使って上質感を表します。紙質は上質紙、色味については黒・こげ茶・深緑などの落ち着いた色を使いましょう。

底価格帯のものは文字についてはまる文字やいわゆるポップ体です。紙質は普通紙で良いでしょう。

色味については赤・黄・ピンクなど暖色系の賑やかなものにします。ターゲットの生活、経済状況、家族構成などをしっかりと予測してチラシの打ち出し方をその適正に合わせて変えていくことがとても重要なポイントとなります。

チラシ作成・フライヤー制作の東京チラシメーカーのTOPへ戻る

チラシ広告を相談する