折込チラシのスケジュールを考える上で、まずは折込日を決めましょう。例えば何らかのイベントのチラシであれば、折込日というのは、イベントの当日の朝刊がよいか、１週間前がよいか、イベントのタイプに合わせて決めます。顧客が折込広告を見て、買うまでの行動を想定することが大切です。
一般的なのは、前日型です。日曜日に始まる大型売出し用ならば、週末に配ります。超大型のイベントは一週間前に予告します。配布日を仮に決めたら、制作のスケジュールを検討して、準備開始の日程を固めます。
当日配布型だと、小額、日常品、スーパーなどの安い商品、生活必需品は当日でもすぐに買えるものです。費用のかからないイベントや自動車や住宅のフェアなどです。前日配布型というのは、高価な商品や家族との相談が必要なものやお金を準備しなければならないものなどが考えられます。遠出するフェアも考えられます。家族で車で出かけるといったようなものです。
週中型か週末型で考えたら、月曜日は一番チラシが少ない曜日です。チラシがあまり顧客がみることがないので、あまり配布ないといえます。火曜日と水曜日と木曜日は、主婦がよく見る曜日といえます。働いている人はあまりみません。近所のスーパーやドラッグストアなどの当日特売ものといったもの、次の日のデパート催事の告知などにもこの曜日は使われます。金曜日、土曜日、日曜日というのは、休日の予定として組んでもらえるようなものが良いと言えます。遠出ができる重いものが持てるといったもので、家族の相談が必要なものや、家電の購入、通販、試乗会、住宅案内といったものです。配布日から逆算してスケジュールを決めていきましょう。
なおチラシの制作はできれば２ヶ月位、最短でも１０週位かかるのが通常だと考える必要があります。それよりも急いで仕上げてほしい場合、別途特急料金を払うことで対応できる業者もありますから、場合に応じて相談してみるのもよいかもしれません。
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