チラシの予算を組むことについて

デザインというのはビジネスです。ビジネスというからには、その仕事からどのくらい利益があがるかというのを知っておく必要があります。一般的にはデザイナーと営業というのは別とみなされていて、仕事に関する見積もりにはデザイナーはタッチしないということが多いようです。その理由として、会社の経営事情を知られたくないということがもっとも大きいそうです。また、これまでは、創造性と経済性というのは相容れないもので、創造性が鈍るという理由もありました。反面、その仕事の売上高を競わせるという会社もあります。デザイナーにとって、全く知らない場合も、ノルマがあっても、予算や利益を全く知らないというのはいい影響とはいえません。

デザインはビジネスであるというのが本質です。そのためデザイナーが経済観念を持つことは当然のことです。デザインをするときに、経済的な制約がないとか、それに関して考えないというのは間違っていると言えます。デザイナーというのは、常に与えられた条件の中で、最大の効果が上がるようにデザインをするべきなのです。デザイナーとして特に意識すべきは、資料収集費、イラスト作成費、写真撮影費、印刷費、配布手数料といったところです。クライアントからの予算提示があった場合には、その範囲内で制作するのは絶対条件ともいえるのです。

印刷に関係するものは、印刷屋任せということではいけません。日頃より複数の印刷屋の料金の傾向を知っておくことも大事です。特に用紙はデザインの効果に大きな影響を与えます。種類や単価を知っておくことが望ましいといえます。ただし、紙の単価はメーカーが公開していないので、小売店に確認するとよいでしょう。

 

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