チラシのデザインするにあたって、ターゲットの分析はとても重要になってきます。ターゲットというのは、チラシを主に受け取る人です。その人達がどのような状況にあるのか、その情報を把握する必要があります。ターゲットの分析データを元に、配色やコピー、キャラクターまで決めることができます。テーマが決まって、参考資料の分析をして、ターゲットの把握ができると、デザインの基本的な方針を決めていきます。
どのような考え方で制作するのか、を考えるのですが、これをコンセプトを決めるといいます。コンセプトというのはとても重要で、デザインの成功、失敗に関わってきます。ビジュアルコンセプトともいうのですが、ビジュアルに関して考えていくと考えたらいいようです。このコンセプトに基づいてチラシ全体のイメージが決まっていきます。コピーと写真、イラスト、配色といったものが、コンセプトを元に作られていきます。ここでラフスケッチを作られます。これをクライアントに見せるのですが、これをプレゼンテーションといいます。
この時に提出されるものが企画書です。テーマやコンセプト、その裏付けとなる資料、他に見積もりやスケジュールが添えられることもあります。また、制作するチラシがどのような効果をもたらすかという予測も添付します。このプレゼンでクライアントに了解してもらったら、本制作に入ります。印刷原稿が作られます。印刷原稿は、データや版下で印刷屋に送られます。これを入稿といいます。それから何回かの校正が行われます。文字の校正と色の校正が行われます、指定したものが再現されているかチェックされます。最終校正後に印刷、納品をして、配布手配したものが消費者に手渡されます。
