チラシデザインの配色技法について

色彩の効果というのは、デザインにとってとても大きな役割を担っています。色は人間がものから受ける心理的に影響が強いものの中でも一番だといってもいでしょう。そのため、使い方を間違えてしまうと、チラシに悪いイメージを与えかねません。狙っている効果が出ないということもありえます。

これまで、色のマンセルやオストワルトというシステムがありました。それらは色の表色に関するシステムです。これは決して配色とイメージを結びつけるものではありませんでした。色はメッセージでもあります。チラシの持つメッセージをどのように色に置き換えるかが、必要となってきます。

これまでのシステムでは補い配色に対して、イメージチャートが考案されました。イメージチャージというのは、色の持つ物質的な性質、質量、エネルギー、時間をそれぞれ軸として作られています。イメージの性質をこの表に合わせることによって、ふさわしい配色を求めることができるようになっています。

配色というのは、個人の色彩感覚に任せるものではありません。メッセージにふさわしい的確な配色を行うことが求められています。配色に特別な能力がなくても、カラーイメージチャートを用いたら、誰でも的確なカラーメッセージを作ることができるようになりました。イメージを決めたら配色が簡単に決められます。

配色の工程は、企画で打ち出されたコンセプトを元にして、伝えいたメッセージが何かというのをシンプルにすることから始めます。表現したいイメージを視覚言語化で、該当するイメージ言語を選択したらいいのです。そこにあるカラーパレットから色を選んで、コントラストなどを考えながら配色を行います。印刷はCMYKの値になっています。

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