様々な年代のチラシ訴求ポイント

この40年間チラシの訴求ポイントは、大きく変わってきた。1970年代は、絶叫型と呼ばれ、なにかイベントや催事をやっています!バーゲンや売り出し中!というだけで反響があり、集客ができた。 日本の高度経済成長で、市民は我先に車、住宅、家電、医療品とモノをたくさん購入していた。みんなが購買意欲旺盛であり、決算、年末セール、初売りのチラシを入れるだけで百貨店、量販店に集まった時代でした。 1980年代は、流通戦争が激しくなり大手スーパーが台頭していきました。、小売店舗はどんどん大型化していきました。我先にと大型店を作り、売り場面積競争の時代でした。みんなの考え方も大きく変化し、比較してより良いものを購入したいという比較購買が始まりました。そこで勝っていくには、商品の品揃えであり、チラシは沢山の商品を比較できるような多アイテムチラシとりました。 1990年代に入りバブルがはじけ、大型店では集客できなくなり、安売りを武器に専門大店が成長し、チラシは価格破壊、激安、半額などをうたった激しい価格競争時代に入っていきました。店員さんがチラシの上で「仕入れすぎました。在庫が余って困っています。買ってください、お願いします」というフレーズでやすくなる理由を本音で語るというチラシが流行りました。 2000年代にはいり、景気も回復してきて、単なる価格訴求だけでは反応しなくなり、いわゆる価値訴求の時代となりました。良いものの価値と商品価格をいかにわかりやすく伝えるか、がチラシの内容になってきました。 そして、2008年のリーマンショック、良いものが欲しいけど、不景気で購買行動にブレーキがかかるという複雑な消費心理に変化しました。2010年以降は、より価値を鮮明に伝えて、さらにイメージ化をしていくチラシが重要なポイントとなってきています。

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